TikTok総再生数1億超えのPSYCHIC FEVER アジア修行で成長した7人の魅力とは【インタビュー】
■実験的で、挑戦的な作品に
アジア各国で精力的に活動する7人組グループ「PSYCHIC FEVER」が3日、2枚目のEPとなる「PSYCHIC FILE II」を発売した。全7曲収録の自信作だ。5月には、日本はもちろん、アジアをまわる「PSYCHIC FEVER ASIA TOUR 2024"HEAT"」が始まるほか、1月にリリースした「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」」がTikTokで総再生回数1億回を超えるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの7人。西スポWEB OTTO!は、メンバーの内、中西椋雅(りょうが)、小波津志(こはつ・こころ)、半田龍臣(りゅうしん)への独自インタビューを敢行。新作EPの魅力や、今後の意気込み、メンバーのプライベートについて語ってもらった。(永松幸治) ■このインタビューを動画でチェック! ――ファン待望の2ndEPだ。昨年5月以来のリリースとなる「PSYCHIC FILE II」には、これまで以上に、「ファンとともに作り上げる」「一緒に楽しむ」という思いを込めたという。 中西 どちらかというと、実験的で、挑戦的な作品になりました。普段僕たちがリリースするものとは違ったジャンルレスな、枠にとらわれない楽曲を集めようというコンセプトのもとにできた作品です。 小波津 今回、「火」「炎」をテーマにしたような楽曲が多いんです。 昨年から「IGNITE OUR DREAM」(夢に点火する)っていうテーマで活動を続けてきました。そうした思いを込めているので、心に響くような楽曲が多いんじゃないかなって思っています。 半田 PSYCHIC FILE Iは、自分たちがやりたい楽曲を集めたEPだったんですけど、PSYCHIC FILE Ⅱは皆さんが僕らと一緒にパフォーマンスした時にこういう楽曲があったら喜んでくれるかなとか、そういう思いを込めました。
■世界に届いた化学反応
――彼らのあふれんばかりの熱量を感じたいー。そんなファンに朗報だ。5月からはツアーが始まる。18日の宮城公演を皮切りに、福岡、東京などをまわるほか、アジア各国も訪れる予定。今できる最高のパフォーマンスを届けるつもりだ。 半田 今回、メンバーが振付をしている曲もあったり、僕と同じダンスチーム(RIEHATATOKYO)だったまこっちゃん(Makoto)や、かずくん(KAZtheFIRE)も(振付をしてくれて)いたりと、昔からの思いが詰まっている。ダンスが好きな方もたくさんいると思うので、 音だけじゃなくエンタメ性とか、パフォーマンスとか、そういう部分でもすごく楽しめるライブになると思います。 ――7人の勢いは数字にも表れている。今年1月にリリースした「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」は、TikTokで再生回数が1億回を突破。軽快なダンスと耳に残るメロディー、ラップがアジア各国を中心に人気を呼んだ。この快挙には、メンバーも驚きを隠せない。 中西 僕らにとっても予想外でした。改めて数字で見た時に、こんなにもたくさんの方に届いたんだとか、アメリカまでこの音楽が届いてるんだって。コメント欄を見てても、海外からの方のコメントも多い。それが、また活力になりました。 小波津 本当にもう…単純にびっくり(笑)。(一緒に楽曲をつくった)JP THE WAVYさんとの化学反応が世界に届けられて、大きな一歩になったんじゃないかなという風に感じています。 半田 これまでも、自信を持って発信してきたんですけど、 目に見えて数字がなかなかついてこなかったりっていうのはありました。でも今回、自信に繋がる1曲になりました。逆にここからが勝負だなってのはあるので、メンバー一丸となってもっと頑張っていきたいなっていう気持ちはあります。