<秋川リサ>昨年、脳梗塞に 「ある程度の年を過ぎたら、自堕落な生活はよくない」 孫のため着物作りも 「徹子の部屋」で
女優の秋川リサさん(71)が、2月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年1月に脳梗塞(こうそく)で倒れて感じたことや、孫とのエピソードを語った。 【写真特集】脳梗塞から生還した71歳の秋川リサ 着物を自作することも
トップモデルとして数々のショーで活躍した秋川さん。39歳のときに離婚し、シングルマザーとして息子と娘を育て上げた。現在は2人の孫がいるという。
脳梗塞で約1カ月間入院した。目立った後遺症はないといい「私は昔から運が強い方だと思っていましたけれど、今回は一番、命を救う運の強さを持っていると実感しました」と振り返った。
20~70歳まで50年間吸ってきた煙草を完全にやめ、健康的な生活を心がけるようになった。「コロナで人生観も変わりましたけれど、ある程度の年を過ぎたらば、自堕落な生活はよくないんだな、と」と話した。
「死というものが意外と近くにもいたりしちゃうのね、とショックでしたけれど……私がいなくなってからみんなが慌てないように、お葬式はしなくていい、お墓はいらない、というのは子どもたちに伝えてあります」
71歳の“実感”がないという秋川さん。「最近、終活のインタビューが多いんですけど、失礼です!(笑い)」と訴え「あの世からお迎えなんて来てもお断りしたいです!」と言って微笑んだ。
車で10分ほどの距離に住んでいる娘や孫たちには、料理を持って月に1回会いに行く。「そのぐらいがちょうどいいペースです。毎日べったり行くと嫌がられる。何か貢ぎ物を持っていかないと、娘にいい顔されないんですよ(笑い)」と話した。孫たちのために着物作りに挑戦しており、最近はアフリカの生地を使い、ミシンで縫う着物にハマっているという。
徹子さんから今後について聞かれると、「ドラマもやりたいんですよね。なかなか老人役はまわってこなくて。舞台やりたいけどね」と語っていた。