性的少数者に理解深める 金沢でプライドウィーク始まる
LGBTQ+(性的少数者)の当事者や支援者でつくる金沢レインボープライドの「金沢プライドウィーク2024」は18日、金沢市内で3日間の日程で始まった。初日は国際HIVシンポジウムやオープニングパーティー、ドローンショーなどが行われ、参加者が性的少数者に理解を深めた。 ウィークは今年で4回目。初の試みとして金沢駅コンコースに性的少数者を象徴するレインボーフラッグを掲揚し、大型モニターでイベントを告知した。 駅構内でキックオフ記者会見があり、4年連続で総合司会を務めるタレント・エッセイストの小島慶子さんは「身の回りに多くの当事者がいることを知るきっかけになれば」と期待した。金沢レインボープライドの松中権共同代表は「身近に仲間や応援してくれる人がいるというメッセージを届けたい」と語った。 19日は金沢レインボー茶会とパネルトーク、20日は金沢市中心部で金沢プライドパレードが行われる。