暑さ“サル”氷のケーキ、ニホンザル14匹にプレゼント 福井県の福井市足羽山公園遊園地
厳しい暑さが続く中、福井県の福井市足羽山公園遊園地で8月12日、ニホンザルに果物や野菜が入った大きな氷がプレゼントされた。14匹のサルは氷の上に乗ったり顔をくっつけたりして涼を取り、掘り出した果物をおいしそうにほおばっていた。 「ニホンザルのひんやりタイム」と銘打ち、バナナやスイカ、トマトなどサルが好きな10種類の果物と野菜が入った高さ約45センチの“氷のケーキ”を用意。最初は警戒していたサルたちも少しずつ氷に近づき、オレンジの皮や実を引っ張り出して口にしていた。 来園者が、竹の棒にぶらさげたパイナップルやリンゴなど凍らせた果物をサルに与えるふれあいの時間もあり、和やかな雰囲気となった。 夏休みの絵の宿題として描くため訪れた市内の児童(10)はじっくりと観察し「サルが果物にかぶりついているイメージにしようかな」と笑顔で話した。
福井新聞社