全米100万部超の話題作『親愛なる八本脚の友だち』 待望の邦訳化
書籍『親愛なる八本脚の友だち』が12月22日に扶桑社より発売された。 本書は全米で100万部を突破した作品を邦訳化した作品。水族館で暮らすミズダコの視点で描かれる、水族館のタコと孤独な女性の交流を描くハートウォーミング・ストーリーだ。 ■あらすじ ぼくはマーセラス。水族館で暮らすミズダコ。 ここにとらわれてからもう1300日近くが経つ。 人間たちは知らない──ぼくも人間たちを観察していて、言葉も理解することを。実は水槽からも抜け出せる。館内の夜散歩は秘密の趣味だ。 ある夜、ひょんなことから徘徊中に窮地に陥ったぼくは清掃員のトーヴァに見つかり……友だちになった。 30年前に息子を喪った孤独な女性、トーヴァとの日々をすごすうち、ぼくは気がつく──彼女の家族にまつわるある真実に。 全米で100万部を突破した心温まるデビュー作。 (解説・大森望)
リアルサウンド ブック編集部