維新・吉村氏、選択的夫婦別姓に「賛成の立場」 公約変更は「しっかり議論」
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は25日、選択的夫婦別姓について、記者団の取材に「賛成の立場。選択できるようにすべきというのが僕の考え方だ」と述べた。 維新が10月の衆院選でまとめたマニフェスト(政権公約)は、選択的夫婦別姓の導入まで踏み込まなかったが、旧姓使用に法的効力を与える制度の創設を訴えていた。 吉村氏は「夫婦別姓を認めるべきだという考え方だが、旧姓に一定の法的効力を認めることで、それは達成できるのではないか」とも強調した。 前原誠司共同代表も24日の記者会見で、「個人的には賛成の立場」と明かし、マニフェストがこのままでいいのか、党内議論を進めることに言及した。 吉村氏はマニフェストの変更について「一定の強い理由と根拠が必要だ。これはしっかり議論して、方向性を決めていけば」と話した。