異例14年ぶり 国会答弁やインフルエンザ自宅待機で政治家不在 官房長官会見を事務の副長官が代行
総理官邸で毎日行われる官房長官の会見で、14年ぶりに政治家ではなく官僚の副長官が代役を務める異例の対応が取られました。 佐藤文俊官房副長官 「事務の担当の副長官が会見したというのは、近くで言えば2010年、平成22年10月8日の会見で、当時の仙谷官房長官の会見を滝野副長官が代行したという例があるようです」 官房長官の会見は平日の午前と午後の2度定例で行われていて、官房長官のスケジュールが合わない場合には、衆議院議員・参議院議員の官房副長官が代役を務めます。 20日の会見では、林官房長官と参議院の青木副長官が本会議の答弁などのため不在で、衆議院の橘副長官もインフルエンザのため自宅待機でした。 そのため、政治家ではなく総務省出身の事務担当の佐藤副長官が代役を務め、閣議の概要を説明したほか、外交や税制改正などについての質疑に応じました。
テレビ朝日ニュース