北陸新幹線開業で“景気の二極化”進む 物価高で小売りなど消費者向け業界は苦戦 4月の福井景気調査
福井テレビ
福井県内の4月の景況感は、新幹線の県内開業効果が続く中、その恩恵を受ける業界とそうでない業界とで景気の二極化が進みました。 帝国データバンクによりますと、 4月の県内景気を示す指数は前月と同じ44.9で、2カ月連続で全国の指数を上回りました。都道府県別では10位で、新幹線開業効果が持続しているとみられます。 ただ、業界別にみると8業界中4業界で悪化、物価高の影響で小売り業やサービス業など消費者向けの業界が苦戦し、景気の二極化が進んでいます。 帝国データバンクは、今後について、物価高や金利の上昇などで景況感は一進一退が 続くと予想しています。
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