万博の韓国パビリオン公開 巨大スクリーンでK-POPも検討
2025年4月開幕の大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は20日、会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で建設が進む韓国パビリオンなどを報道陣に公開した。 【写真】報道公開された大屋根リング=2024年12月20日午後3時40分、大阪・夢洲、白井伸洋撮影 韓国パビリオンは、47の参加国が自前で建てる「タイプA」パビリオンの中で最大規模の敷地面積(約3500平方メートル)を有する。鉄骨3階建ての四角い建物には、大屋根リングに面する形でLG電子(韓国)製の巨大スクリーン(縦10メートル、横27メートル)を設置。担当者によると、韓国の観光名所のほか、世界的に人気を博するK―POPのコンサート映像を映すことも検討している。レストランでは韓国の伝統料理が提供されるという。 協会の高科淳副事務総長は報道陣に、「着々と工事は進んでいる。開幕まで気を緩めることなく準備を進めていく」と語った。(原田達矢)
朝日新聞社