チャールズ・スペンサー伯爵／キャサリン皇太子妃

故ダイアナ元妃の弟、チャールズ・スペンサー伯爵が『BBC』のインタビューに応じ、療養中のキャサリン皇太子妃を巡って論争が巻き起こっている現在の状況について、自身の考えを明らかにした。 【写真】激やせ…？と心配の声。キャサリン妃、ウィリアム皇太子と「食料品店」に向かう姿がキャッチされる キャサリン皇太子妃は1月中旬に「予定されていた」腹部の手術を受け、その後は自宅で療養中。ケンジントン宮殿は声明で、皇太子妃の公務への復帰はイースター（復活祭、2024年は3月31日）より後になる見通しだと明らかにしている。 ただ、皇太子妃が3月10日、イギリスの母の日を祝してインスタグラムに投稿した3人の子どもたちとの写真が「過度に加工されている」として配信が停止されたこと、それを受け、宮殿がキャサリン妃の謝罪の言葉を公表するという異例の措置をとったことなどから、人々の間では、陰謀論やさまざまな憶測、噂が飛び交っている。 こうした状況について、スペンサー伯爵は「“真実”がどうなっているのか、心配しています」と述べている。 ただ、一方で伯爵は、皇太子妃を巡る現在のメディアの“狂乱ぶり”について、数十年前、ダイアナ元妃が直面していた状況の方が「さらに危険なものだった」と話している。 「ダイアナが亡くなった1997年を振り返ってみると……事故死を巡る状況は非常に衝撃的でした。そのためパパラッチを支えているメディア産業は、自らにできたこと、そうでなかったことについて、より慎重に、よく考えることになったと思います」 「彼らが道徳的な判断を下したからではありません。（世間一般の人々にとって）あまりにも受け入れられない出来事だったからです」 キャサリン皇太子妃が最後に人々の前に姿を見せたのは、サンドリンガムの教会で行われたクリスマスの朝の礼拝に出席した2023年12月25日。ロイヤルファミリーのほかのメンバーとともに、教会までの道を歩いた。 ただ、皇太子妃を心配する声が広がるなか、ある王室関係者は、「すべてのことを考慮してみれば、元気だといえるでしょう」と語っている。 「（現在の状況は）キャサリン皇太子妃にいくらかのストレスをもたらしています。ですが、ネット上でのやりとりや報道は、あまり気にしないようにしているようです」 「忘れられているようですが、キャサリン妃はただ母親として、厳しく精査されることになる写真のなかの家族を最高の姿に見せようとしていただけです。皇太子妃は、わが子を守ろうとしていたのです」と明かしている。