キム・ヒャンギ“ハンジュ”「私がプリだって知っていたの?」…怒りと悲しみでシン・ヒョンスン“ドグク”と険悪ムードに<プレイ・プリ>
至極の音楽ラブストーリーHuluオリジナル「プレイ・プリ」の第5話がHuluで独占配信中。第5話では、ハンジュ(キム・ヒャンギ)が、自分の正体に気付きながらも打ち明けることをしなかったドグク(シン・ヒョンスン)に怒りをあらわにする姿が描かれた。 (以下、ネタバレを含みます) 【写真】まだ幼さの残るハンジュ(キム・ヒャンギ)とマクチュン(ヨンオ)の制服姿 ■「プレイ・プリ」とは? 同ドラマは、オンライン動画配信サービスHuluがグローバル総合コンテンツスタジオPLAYLIST社とタッグを組んだ、「愛の不時着」×「梨泰院クラス」プロデューサーが生み出すHulu初の韓国ドラマ。LINEマンガで配信中の2F(イエフ)による大人気WEBマンガ「プレイリスト」を原作に、W主演のキム・ヒャンギとシン・ヒョンスンが、女子大生と超人気アイドルの秘密の恋を描く。 ■ハンジュがドグクに向ける怒りと悲しみ…第5話のあらすじ ドグクが自分の正体に気付いていることを知ってしまったハンジュ。ドグクがアルバム制作のために自分に接近したのだと考え、腹が立ち悲しく思う。 そんな中、ハンジュはずっと自身を応援してくれた匿名のファン「イカレ男」とドグクが同一人物だったことを知ることに。結局、ハンジュはドグクを許し、ドグクを自分の秘密の作業部屋に招待する。 ■マクチュンの話をきっかけにドグクとハンジュが険悪なムードに 第4話で互いを思い合いながらもすれ違ってしまったドグクとハンジュだったが、第5話では険悪なムードが流れてしまうことになる。 そのきっかけとなったのはマクチュン(ヨンオ)との会話だった。マクチュンはハンジュが「プリ」であることを知っていると打ち明けた後に、ドグクも「プリ」の正体をすでに知っていると話す。 以前は疑われていたが、ドグクが気付いているはずがないと否定するハンジュ。しかし、マクチュンから飛び出したのは、ドグクの提案でハンジュを事務所に所属させようしているというものだった。 マクチュンの話を聞き、驚くハンジュ。空気が重くなる中、そこへドグクがやって来るのだ。「私がプリだって知っていたの?」と問いながらも怒りと悲しみをあらわにするハンジュに対し、言葉に詰まってしまうドグク。アルバイト先から出ていくハンジュを追い掛けることもできずにいた。そんな様子に、思わず「ハンジュを追い掛けてよ!ドグク」と思った人もいただろう。 ■激化するドグクVSマクチュン ドグクが走り去るハンジュを追い掛けなかったのにはちゃんと理由があった。ハンジュと自分の関係を修復するためにも、ドグクは、マクチュンに話を聞き、状況をちゃんと確かめなければならなかったのだ。 マクチュンが「プリ」を連れてくるように事務所の社長に言われたことや、ハンジュが「プリ」だと知っていること、そして、一人の男としてハンジュの元にやって来たことを知る。静かに怒るドグクだったが、マクチュンもまたドグクに怒りを向けていた。 マクチュンは仕事に私的な感情を持ち込んだことを謝りながらも、ドグクにハンジュが「プリ」だから近づき、ハンジュの好意を利用しようとしたのかと問う。 ハンジュのためにも契約した方がいいと思ったと回答するドグクに、マクチュンはハンジュがそれを望んでいないならばドグクの思いは自分勝手であり、考え直した方がいいと突き付けた。 ハンジュを巡り、激しくぶつかり合うドグクもマクチュン。どちらも正しく、どちらも間違っているのかもしれない。そんな2人の思いがハンジュに届いた時、ハンジュがどちらを選ぶのか、気になるところだ。 ■ハンジュとドグクは関係性を深める インターンが終わり、時間ができたハンジュは、実家に帰省する。そこでハンジュは、運命に引き合わされたかのようにマクチュンと再会する。 いろいろ話をする中で、ハンジュは、自分の正体に気付いていながらも、永遠に会えなくなってしまうことを恐れて、「知っている」と言えなかったと明かすドグクの姿を思い出す。冷たく突き放してしまったことに罪悪感を抱くハンジュの表情に胸がギュッと締め付けられるシーンとなった。 その後、ハンジュの元に、ドグクから「ごめん」というタイトルの曲が届く。ハンジュの表情にはもう怒りや悲しみは一切なかった。ドグクの思いがハンジュに届き、ようやく2人は仲直りに踏み出すことができたのだ。 歌を作るように、ゆっくりと関係を深めていくハンジュとドグク。そんな2人をほほ笑ましく思う一方で、忍び寄る怪しい存在が第5話のラストに登場に心がざわざわとする。この緩やかかつスパイスの効いた物語に対し、ますます目が離せなくなったのは間違いない。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部