町田啓太「わりと尖ってる」自分を「ひた隠しに生きている」
俳優の町田啓太が11月8日、都内で行われた、刃物メーカー「貝印」の「いい刃の日」PRイベントに登壇した。 町田啓太が日本刀でスパッ、スパッ 今年で創業115周年を迎えた貝印は、この日、新たなコーポレートミッション「切れ味とやさしさ」を制定。「鋭い視点と先端の技術を持って未来を切りひらき人々の営みに誠実によりそう」というもので、町田はそのトークセッションに登場した。 時代劇に多く出演し和装を披露している町田だが「人前に和装で出るのは初めてで緊張している」と苦笑い。この日は日本刀を下げて登場し、それを使って紙斬りに挑戦。子どものころ、漫画の主人公にあこがれて「抜刀斎になりたくて」剣道を始めたという町田は何度か素振りをすると、「撮影ならやり直しがきくけど……頑張ります」とスパっと“二度”刀を降り下ろした。 日本刀で紙を切って開いた町田。最近切り開いたことはあるかと聞かれると、「今日まさに初めて……しっかり開くには2 回(刀を振り下ろすことが)必要でしたけれども、皆さんの前で刀も振らせていただいたこと、これは新しいチャレンジ」とし、「本当にいい機会をいただけたと思いますし、改めて挑戦したいなと思います。素振りをしておきます」と意気込んだ。 イベント終了後の取材では、刃物だけに自身の尖っている部分についての質問も。 「僕そもそも性格は尖ってるところは尖ってると思います。それはひた隠しに生きているんですけども、端々に出てしまう時があります。知らず知らず刃を研いでいる、年を取れば取るほどどんどん尖ってる感じがします。今も尖っております」 具体的なエピソードを聞かれると、 大河ドラマ『青天を衝け』で土方歳三を演じた時を挙げ、「殺陣がかなり多かったものですから何度も何度も練習して本番前に汗でだらだらになるという違う尖り方をしてしまった。やりたいと思ったらずっとやってしまったりとか、もうやめとけって言われてもまだやりたいとか、そういういらない尖り方していて」。そのうえで、「頑固ともいいますが、ポジティブに行きたいですね」と、笑っていた。