ディストピアの監獄都市を舞台にしたタクシー運転手シム『CyberTaxi: Lunatic Nights』武装タクシーで邪魔する者は轢き、火炎放射で焼いて、プラズマ砲で溶かす【今週のインディー3選】
Game*Spark編集部がオススメする4月第2週の特選インディー3選をお届け! 今週は、ディストピア武装タクシー業者シム『CyberTaxi: Lunatic Nights』、高山の斜面を舞台にした都市建設ゲーム『Laysara: Summit Kingdom』、現実の地理データ使用で世界中どこでも舞台にできるゾンビサバイバルSLG『Infection Free Zone』の3本です。 【画像全13枚】 CyberTaxi: Lunatic Nights 本作は、Hed Media Gamesが開発中の、ディストピア世界の監獄都市を舞台にしたタクシー運転手シミュレーターです。 プレイヤーは日々のタクシー業務に励みながらお金を稼ぎつつ、不当に告発されて行方不明になったとされている妹を探し出すことが目的。しかし、この街には多くの凶悪犯が潜んでいるため、無事にお客さんを送り届けるために武装したタクシーで戦わなければなりません。 ゲーム内ではワイパーやバッテリー、サスペンションなどを含むリアルな運転シミュレーター要素を搭載。乗せたお客さんからは目的地まで向かうだけでなく、猫探しや凶悪犯の殺害など追加のミッションをお願いされることもあり、運転内容とあわせて評価や運賃も異なっていきます。ピザやボトルシップなどを安全に送り届ける配達などもできるようです。 また、プレイヤーはいつでもタクシーから降りて街を探索できます。ミッションのために目的地を探索したり、武器で戦ったりもできるようで、Steamストアページのスクリーンショットではグレネード、メディキット、ロックピックなどのアイテムも所有していることが確認できます。 街中にあるショップでは、業務や戦利品で稼いだお金を使用してタクシーの修理やアップグレード、武装の強化が可能。ゲーム内には高度な破壊システムを備えていて、武器で敵の車を壊したり、凶悪犯を火炎放射器で焼いたり、プラズマ砲で溶かしたりと、さまざまな戦い方を試すことができます。 約1年の早期アクセス期間を経ての配信を予定しており、リリース時点では最初の地区のミッションや主要なゲームメカニズムは体験可能。中盤以降のコンテンツやコントローラーサポート、ローカライズなどは不完全とのこと。また、製品版に向けて、各コンテンツの充実や運転シミュレーター部分のブラッシュアップも行っていくようです。 タイトル:CyberTaxi: Lunatic Nights 対応機種:PC(Steam) 発売日:2024年12月25日 価格:未定 日本語:なし Laysara: Summit Kingdom デベロッパーQuite OK Gamesは2024年4月11日、高山の斜面を舞台にした都市建設ゲーム『Laysara: Summit Kingdom』の早期アクセスを開始しました。 本作でプレイヤーは、低地から追い出されてしまった住人のために、荒涼とした山脈に新しい住居を建設していきます。登場する山には形状、レイアウト、資源、天候など、特有の課題があり、低地での農業や氷河地帯での鉱物の採掘、交易ルートの確立で街の人々のニーズを満たしていきます。 また、危険な雪崩にも対処しなければならず、最終的には山頂に神殿を建て、人類が自然に打ち勝ったことを証明します。なお、本作は経済や資源管理、サバイバルに焦点を当てており、戦闘などの軍事的側面は含まれていません。 タイトル:Laysara: Summit Kingdom 対応機種:PC(Steam) 発売日:2024年4月11日 価格:2,300円(4月25日まで1,840円のセール中) 日本語:あり Infection Free Zone 本作は、世界中に「マッドウイルス」と呼ばれる、「ゾンビ」化するウイルスが急速に蔓延してしまった世界で、生き残りを目指して生活圏を再構築しながら感染者からのコミュニティの防衛を行っていくポストアポカリプス・シミュレーションゲームです。感染者のいない安全な建物を拠点にして、物資調達やワクチンの研究、町の防衛や感染者・ほかの生存者との戦闘を行います。 本作の最大の特徴は、実在の町を舞台にできるという点。誰でも自由に使用できる現実の地理データOpenStreetMapを利用することで、建物のある陸地であれば地球上どこでも選んで楽しめます。もちろん日本も存在するので、自分の家の周りや地元の町、職場・学校の周りなどを舞台にしてゾンビアポカリプスを楽しむことができます。 早期アクセスとして配信される本作は、約1年をかけて正式版のリリースを目指します。現在は50以上のイベントや25以上の建物が実装されていますが、今後のアップデートでは新たな建物や通信を導入したいと考えているとのこと。ゲーム内ではロードマップが閲覧でき、新たなストーリーチャプターや法制度、感染者タイプの追加やストーリーなしモードなどの機能が今後数ヶ月にわたって実装されるようです。 タイトル:Infection Free Zone 対応機種:PC(Steam) 発売日:2024年4月12日 価格:3,299円 日本語:あり
Game*Spark neko
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