史上初!? ソフトバンク、マジック3から〝電撃V〟の可能性も 小久保監督「再加速していきたい」から6連勝 最短18日、本拠地で4年ぶりのV奪還なるか
ソフトバンクは15日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で延長12回の接戦を制し、今季3度目の6連勝を飾った。 ■優勝秒読み…小久保監督が試合前に話すのは…【写真】 4年ぶりのリーグ制覇が目前に迫り、優勝マジックは7まで減少。8日の西武戦(みずほペイペイドーム)で今季ワーストの4連敗を止めた後、小久保裕紀監督が「今年一番チームが勝つことに対して一つになっていた。優勝へ向けて再加速していきたい」と話した通り、V奪還に向けて加速している。 最終盤に突入し、優勝の可能性はソフトバンクと2位の日本ハムに絞られた。とはいえ10ゲームの大差が開いており、気になるのは胴上げの「Xデー」だ。 現在、最短Vは18日。ソフトバンクが16日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に勝ち、日本ハムが同日の楽天戦(楽天モバイル)に敗れれば、マジック5で17日からの直接対決2連戦(みずほペイペイドーム)を迎える。 ソフトバンクが17日に日本ハムに勝てば、マジックは3。ここで〝王手〟がかかる。通常マジックは1日で最大2しか減らないが、18日の日本ハム戦に勝てば一気に3減る珍現象が起きるからだ。これはソフトバンク(3)と日本ハム(8)の引き分け数に大きな差があり、最終勝率に影響をもたらす。このあとソフトバンクが全敗した場合の勝率は「.5929」、日本ハムが全勝した場合の勝率は「.5926」と3毛差で上回るため、優勝が決定する。 昨年もセ・リーグを制した阪神のマジックが10から7に3減する現象が起こった。これは当該球団内の対戦成績で5割以上が決まったためだった。過去には引き分け数の関係で3減した例もあるあるが、マジック3から即日優勝は超レアケースとなりそうだ。 【#OTTOホークス情報】 【▼おすすめ記事は下記関連リンクから▼】 「今日、俺冴えてなかったので」(前日の小久保監督一問一答完全版)
西日本新聞社