第93回選抜高校野球 大阪桐蔭 ビジョンの中、堂々行進 開会式 「密」対策で事前収録 /大阪
<センバツ2021> ◇選手ら練習に汗 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)が19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。開会式では例年、全出場校が入場行進するが、新型コロナウイルス感染防止策から、大会第4日に初戦を迎える大阪桐蔭(大東市)は、事前に収録された行進の映像が大型ビジョンに流された。 開会式で実際に入場行進したのは、この日に試合があった6校のみ。センバツ旗を手にした主将らが行進した後、スコアボードのビジョンに視線を向けた。他の出場26校の行進映像が北から順番にビジョンに流れ、22番目に「大阪桐蔭高校」と校名や所在地、出場回数がアナウンスされると、球場から拍手が送られた。 大阪桐蔭は同日、同校のグラウンドで試合形式のバッティングなど約7時間練習した。18日に大阪市内の宿舎に入り、新型コロナ感染予防や試合に集中して臨めるよう2、3人部屋の寮生活とは違い、1人部屋で調整する。【荻野公一】