月額6000円でタクシー“乗り放題”…その安さの秘密は? 業界も運転手不足対策に期待 静岡・藤枝市で実証実験
石川さんの6歳になる男の子も、さっそく大判焼きをほおばりました。 石川さん「おいしい?」 男の子「うん」 石川さん「よかった」
店主も期待
地元の飲食店とも連携したサービスに、店のご主人も期待を寄せます。 まるか村松商店 村松優光さん:「当店を利用したついでに、他の店にも行ってもらって、(地域を)回遊してもらうきっかけが生まれればありがたい」
目的地で買い物をした石川さんは、お土産を手に実家に向かいました。 ちなみに、石川さんが乗車中にもし他の利用者が相乗りした場合、人工知能=AIが最適なルートを計算。客を降ろす順番などを表示してくれるシステムも導入しています。
静鉄タクシー 取締役営業部長 森田陸さん:「当社だけでも毎日200件近くの配車を断っていることを考えると、近距離の需要を「藤枝mobi」ができれば、本業のタクシーの稼働増加につながるので、タクシーの利用自体をもう少し利便性を高めて、どう利用を増やすかに注力していきたい」 藤枝市では年内いっぱい実証実験を行い、その結果を踏まえて来年度以降、本格運行するか検討するということです。