『ぼくのお日さま』©2024「ぼくのお日さま」製作委員会／COMME DES CINÉMAS

　奥山大史監督作『ぼくのお日さま』の第2弾予告と本ポスタービジュアルが公開された。 【写真】『ぼくのお日さま』アイススケートをする場面写真 　『僕はイエス様が嫌い』の奥山監督の商業映画デビュー作となる本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤ（越山敬達）と、フュギュアスケートを学ぶ少女さくら（中西希亜良）、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川（池松壮亮）の3人の視点で紡がれる物語。5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭では、8分間のスタンディングオーベーションで歓迎された。 　公開された本ポスタービジュアルには、3人が湖の氷の上で満面の笑顔で寄り添う姿を捉えた写真家・木村和平によるスチールが使用されている。 　また第2弾予告は、アイスホッケーの練習のためにスケート場に来ていたタクヤが、フィギュアスケートを練習する少女・さくらの姿に心奪われる瞬間を捉えたシーンからスタート。続けて、カンヌ国際映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュンヌの「日本映画に新しい波がきた」というコメントが映し出される。 　そしてハンバート ハンバートの佐藤良成が手がけた劇伴が流れ始めると、「アイスダンスに挑戦してみよう」という荒川からの提案からはじまった3人が練習に試行錯誤する日々が始まる。映像のラストは、最新作『お母さんが一緒』の公開も控える橋口亮輔監督が寄せた「痛みを描いていて、ちゃんと痛かった」というコメントで締めくくられる。 　また、7月12日から特製ポストカードセット付きムビチケカード（前売券）が発売される。特典として、アイスダンスのレッスンをするタクヤとさくら、五十嵐（若葉竜也）が働くガソリンスタンドを訪れた荒川を切り取った写真や、荒川役の池松、タクヤ役の越山、さくら役の中西ら3人のオフショットなどがセットになった特製ポストカードセットが付いてくる。