【日本ハム】伊藤大海、19日ロッテ戦で今季本拠地1勝へ 防御率0・95「すごくいい状態」
日本ハムの伊藤大海投手(26)がきょう、エスコンフィールドを得意舞台へと変える。19日のホーム・ロッテ戦で今季4度目の先発マウンドに立つ。ここまで2勝を挙げるが、いずれも敵地でのもの。今年の本拠地初登板となった5日の西武戦では7回を3安打2失点。その裏に味方が2―2の同点とし、勝敗はつかなかった。2度目の登板へ「初回の先頭打者。とにかく1、一番最初とかにこだわって投げられたら」と1球目から神経を研ぎ澄ます。 開業1年目となった昨季のエスコンでは、11試合で1勝7敗に終わった。しかし今年は最初の登板で堂々の投球を演じ、“苦手”を払拭(ふっしょく)しつつある。開幕戦で6回9奪三振の無失点に抑えて勝利したロッテとの再戦へ「いかに最少失点で切り抜けるかっていうところ。しっかりゲームメイクできるように投げていきたい」。同様の好投で、エスコン通算2勝目を手中に収める。 防御率は18日時点で0・95と、初の開幕投手を託した新庄剛志監督(52)の信頼にしっかりと応えている。「取りたいときにストライクが取れている。すごくいい状態かなと」。感じる手応えを形とし、チームに貯金1をもたらしにいく。
報知新聞社