山口宇部空港―韓国チャーター便運航開始 2月2日まで水・金・日曜 週3回 双方向[山口県]
山口宇部空港(宇部市沖宇部)で8日、韓国・仁川国際空港からの双方向連続チャーター便の運航が始まり、国際線旅客ターミナルビルで運航を記念して式典が開かれた。 韓国からのチャーター便は昨年9月以来だが、双方向連続便は2019年3月以来で約6年ぶり。2月2日まで水、金、日曜の週3回運航し、期間中12便が24往復する。アシアナ航空が運航し、日本側はエイチ・アイ・エス、韓国側は黄色い風船が旅行代理店となる。 第1便は仁川を午前9時半に出発し、同10時55分に到着。予約率は100%で約170人の乗客が到着すると、村岡嗣政知事や篠崎圭二市長、山口宇部空港利用促進振興会の山根信之副会長らが出迎え、県内の観光パンフレットや地元銘菓などを手渡して歓迎した。 式典には、航空会社や旅行代理店の代表が来賓で出席。県PR本部長のちょるるや同市イメージキャラクターのチョーコクン、近くのしょうわ幼稚園の園児、到着客らが見守る中、テープカットで運航開始を祝った。 県交通政策課によると、約6年ぶりの双方向の実現は、新型コロナウイルスが落ち着いてきたことと併せて、村岡知事らによるトップセールスが大きかったという。村岡知事は「単発ではなく連続便に拡大できた。予約率も好調なので、山口の魅力を感じてもらいたい。多くの県民にも利用してもらい、定期便を目指して(今回のチャーター便を)成功させたい」と話した。