ABCテレビ

　ホストクラブでの未払い金を回収するため、客の女性に性風俗の仕事を紹介したとして、大阪・ミナミのホストらが逮捕されました。 　ホストクラブをめぐっては、高額な料金をホストが立て替える「売掛金」の返済名目で売春を強要するなどの事例が相次いでいます。 　職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪・ミナミのホスト、荒井研人容疑者（２１）ら２人です。 　荒井容疑者らは去年１１月、専門学校生の女性（２１）に奈良県内の無店舗型風俗店の仕事を紹介した疑いが持たれています。 　警察によりますと、女性は荒井容疑者が働いていたホストクラブで約９３万円の売掛金があり、荒井容疑者に連れられて消費者金融で金を借りようとしましたが、審査が通らなかったということです。 　荒井容疑者は女性に対し「お金借りられないなら風俗で働くしかないよね」などと言って仕事を紹介したといいます。 　荒井容疑者は警察の調べに対し「未収を作った女の子に風俗のスカウトを紹介したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。