アニメの“次回予告”を飛ばす人が急増? 『ブルロ』『呪術』『鬼滅』ED後も要注目な4作
『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』、『WIND BREAKER』のショートアニメにも注目!
●『呪術廻戦』「じゅじゅさんぽ」&『鬼滅の刃』 「大正コソコソ噂話」 アニメが大ヒットし、誰もが知る人気作品となった『呪術廻戦』と『鬼滅の刃』。特に『鬼滅の刃』は5月12日より「柱稽古編」の放送が予定されており、今期も大注目の作品だ。バトルシーンやシリアスな展開が多い2作だが、本編直後に放送されるショートアニメでは雰囲気が一変。思わず癒されてしまうこと間違いなしの内容となっている。 『呪術廻戦』第1期のエンディング後に放送された「じゅじゅさんぽ」は、『ブルーロック』と同様、原作者の芥見下々がネームを描き下ろしており、思わずクスっとしてしまうようなキャラクターの日常が主に描かれたショートアニメ。本編のおまけとは思えないほどストーリーも充実しており、登場人物である東堂葵が推しているアイドル・高田ちゃんが主役のエピソードもあり、様々な角度から作品を楽しむことができるファンも大満足のコーナーとなっている。 また、『鬼滅の刃』の次回予告時に設けられている「大正コソコソ噂話」はその名の通り、登場人物の裏話や作中の豆知識が楽しめるショートアニメ。こちらでは時折原作コミックのおまけとして収録されている公式スピンオフ作品『中高一貫!! キメツ学園物語』が放送されることもあり、どちらもファン必見のショートアニメである。「大正コソコソ噂話」は「柱稽古編」でも放送される可能性もあるため、オンエア時にはぜひエンディングを飛ばすことなく最後まで観賞していただきたい。 ●『WIND BREAKER』「ウィンブレこぼれ話」 今期放送中の作品でもショートアニメを展開している作品が存在する。主人公・桜遥をはじめとし、風鈴高校に通う生徒たちの活躍や戦いを描いた新感覚の不良漫画作品『WIND BREAKER』だ。先日第1話がオンエアされ、エンディングの後にショートアニメ「ウィンブレこぼれ話」が放送された。 ミニサイズとなった桜が第1話を本編映像とともに振り返る本コーナーでは、30秒という短い時間の中でストーリーのおさらいができること、また本編映像が学校の黒板に映し出されているのも作品の雰囲気を大きく感じられた。新たなキャラクターが次々と登場し、この先さらにヒートアップしていくであろう『WIND BREAKER』。「ウィンブレこぼれ話」でも、個性豊かなキャラクターたちのやりとりや心境が垣間見えることを期待している。こちらも本編と共に欠かさずチェックしていきたい。 「ショートアニメ」は作品の魅力をより引き出し新たなファン作りのきっかけにもなるのではないだろうか。今回は「ショートアニメ」にも魅力が詰まった4作品を紹介したが、配信でエンディングを飛ばしがちという人もこれを機会にエンディング後の次回予告やショートアニメにも注目してみていただきたい。
渡辺美咲