シーホース三河 京都に快勝して3連勝 上位との連戦を前にリッチマンHC「三河がどういう存在か示すチャンスがきた」
リッチマンHC「リーグの中で三河がどういう存在か示すことができるチャンス」
次節から三河にとって大きなチャレンジが始まる。3月27日(水)のナイトゲームで、三河は中地区1位の三遠ネオフェニックスと対戦。3月30日(土)・31日(日)は東地区1位の宇都宮ブレックスと、4月6日(土)・7日(日)は東地区2位のアルバルク東京と対戦が続く。リーグの勝率上位3チームとの5連戦は、CS出場権の獲得に向けて重要なのはもちろん、そこで勝ち進む資格のあるチームなのか試金石となる試合と言っていいだろう。 強豪との連戦を控える中、リッチマンHCは「まずは目の前の試合」と強調した。 「(強豪との5連戦について)どのチームもリスペクトしていますし、楽しみにしています。三遠さんは一度戦ったことがありますから、素晴らしい選手、素晴らしいコーチがいることも知っています。今の自分たちがどこまで戦えるのか、あれからどれだけ成長できたのか確認するいい機会です。肝心なのは、先の試合のことよりも目の前の試合です。まずは三遠戦にフォーカスしたいと思いますし、さらに言えば今日はどう過ごすのか、明日はどう過ごすのか、それが大切です。先のことを考えず、目の前のことに集中したいと思います。ただ、これからの連戦はトップチームと言われる相手に対して、自分たちがどれだけできるのか、リーグの中で三河がどういう存在か示すことができるチャンスです。私はそれができるチームだと信じていますので、自信を持って臨みたいと思っています」 シェーファーも「このタイミングで戦えるのはいいこと」と前向きだ。 「CS出場がかかっている中での大事な試合になりますが、このタイミングで上位と連戦できるのはいいチャレンジです。ライアンは終盤にチームがピークを迎えるように指導してきたので、ここで上位と戦い、自分たちのスタイルを確立してCSに突入するのがベスト。やっとフルメンバーがそろいましたし、ここから本当のシーホース三河を見せられると思っています。優勝を目指してやってきた以上、こういう相手に勝たないと成し遂げられません。対等と思って、勝ち切るつもりで臨みます」 上位との5連戦を終えた後も、中地区2位を争う川崎ブレイブサンダース、サンロッカーズ渋谷との直接対決が控えている。いよいよ正念場。三河の「ガチ」が試される時が来た。