【マイルCS】ジュンブロッサム確実に伸びる 5歳秋で充実期突入 G1初挑戦で頂点目指す
「マイルCS・G1」(17日、京都) 富士Sで重賞初Vを決めたジュンブロッサムは5歳秋となり、充実期に突入。初のG1挑戦で一気戴冠を目論む。同馬を管理する友道康夫調教師に直前の様子を聞いた。 ◇ ◇ -16日朝は栗東CWでの調整。 「追い切った後も落ち着いているし、変わりなく来ています。カイバも食べていますね」 -前走の富士Sで重賞初制覇を飾った。 「2走前の新潟でゲートの出が悪く、ポジションが下がってしまったので、レース前に騎手にはゲートに注意してほしいと伝えていました。あの位置につけてもしまいはしっかり伸びてくれましたね。いい内容でした」 -そのゲートに関しては。 「レースで走るごとに上手に出られるようになっています」 -近走はレースぶりが充実しているが、5歳になって最も成長を感じる部分は。 「昔は競馬に行くとテンションが上がってしまうようなところがあったけど、今は落ち着きが出てきたところかな」 -改めてこの馬の強みは。 「やっぱり最後の切れですね。負けているレースでもしまいはしっかり来ているし、確実に伸びるからね」 -京都外回りのマイルという舞台は。 「ここ2走は左回りで好走していますが右、左は関係ないですし、最後は平たんなコースの方がいいと思います」 -初めてのG1挑戦。 「もともと新馬戦の時から動きも良かったし、クラシックを目指していこうと思っていた馬。2年前はNHKマイルCの前哨戦のアーリントンCで4着と悔しい思いをしました。今回はやっと重賞を勝って、胸を張ってG1で勝負ができます」