ネパール人夫婦死亡事故の初公判開かれる
沖縄テレビ
今年1月、浦添市の国道でネパール人の夫婦が車にはねられ死亡した事故の初公判が、24日那覇地方裁判所で開かれました。 この事故は今年1月、浦添市宮城の国道58号線で歩道を歩いていた当時62歳と56歳のネパール人の夫婦が車にはねられ死亡したものです。 車を運転していた浦添市城間の無職上原春子被告(82)が過失運転致死の罪に問われ、24日那覇地裁で開かれた初公判で上原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察側は2人は生まれたばかりの孫にあうためにネパールから来日し、沖縄での生活を楽しむ中で、突然命を奪われた無念さは想像を絶すると指摘しました。その上で、アクセルとブレーキの踏み間違えで2人を死亡させた結果は重大であり被告が任意保険に入っていなかったため十分な被害弁償が行われない恐れもあるとして、禁固4年を求刑しました。 一方で弁護側は上原被告は遺族に謝罪し賠償問題にも真摯に対応しているとして執行猶予の付いた判決を求めました。判決は11月21日に言い渡されます。
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