韓国「無断キャンセル」の理不尽…「ゴルフで忙しかった」と言われても、飲食店になすすべはないのか
【11月01日 KOREA WAVE】無断キャンセル(ノーショー)被害に遭った韓国の飲食店主が客の理不尽な態度に怒りを爆発させている。自営業者オンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に10月27日、「ノーショーに耐えられず警察署に行ってきた」という投稿が掲載された。 投稿した飲食店主によると、前日午前にサイトを通じて4人分の鶏料理の昼食の予約を受けた。1時間かけて準備したが、現れないため連絡すると、客は「ゴルフが押してしまった」と釈明。「キャンセルしてほしい」と一方的に要求した。 店主は「料理は出来上がっていてキャンセルできない」と言っても、客は「いけないものは仕方ない」の一点張り。「せめて事前に連絡できなかったのか」と問いただすと、客は「なぜ確認の電話もせず料理を始めたのか」と逆ギレする始末だった。 あまりに腹が立った店主は警察に行ったが、「ノーショーについては罰する法律がないから受理できない」との説明を受けた。料理代金は6万ウォン(約6600円)。小額のため刑事事件として扱えず、民事訴訟を起こすには手間ばかりかかる。店主は仕方なく我慢することにしたという。 他の自営業者からは「ノーショーで廃棄した料理がどれだけあるか」「厚顔無恥」「ゴルフをする金はあっても料理代金を払う余裕はないのか」と怒りの声が相次いだ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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