チームによっては主力級? 阪神の現役ドラフト注目選手(5)1軍出場は“半減”に
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい阪神タイガースの選手を紹介する。
植田海
投打:右投両打 身長/体重:175cm/72kg 生年月日:1996年4月19日 経歴:近江高 ドラフト:2014年ドラフト5位 誰もが認める俊足で活躍する一方、代走・守備固めでの出場が続いている選手が植田海である。 近江高校では3年夏に甲子園出場を果たすと、打率.571をマークし、プロ注目の存在となった植田。2014年ドラフト会議で阪神タイガースから5位指名を受け入団した。 プロ入り後はスタメンでの出場機会は多くはないが、守備、走塁面で徐々に存在感を発揮。 2018年には自己最多となる104試合の出場で19盗塁を記録。その後もスタメン出場は少ないものの、足のスペシャリストという地位を築いた。 しかし、昨季から2年続けて4盗塁にとどまっている状態で、俊足をアピールする場面も減ってきている植田。出場数も年々減っていることから、難しい判断が突きつけられるかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部