琉球で再起のDF柳貴博が岡山へ完全移籍 「人として社会人としての信用、信頼をして頂けるように全身全霊で邁進してまいります」
ファジアーノ岡山は23日、FC琉球からDF柳貴博(26)の完全移籍加入を発表した。 【写真】琉球が2023シーズンのユニフォーム発表、シーサーに沖縄本島をデザイン 柳はFC東京の下部組織出身で、U-15深川、U-18、ファーストチームへとステップアップ。その後、モンテディオ山形やベガルタ仙台への期限付き移籍を経験し、2021年には北海道コンサドーレ札幌へ加入した。 2022シーズンはアビスパ福岡へ期限付き移籍したものの、8月に酒気帯び運転の道路交通補違反で任意捜査。これを受け、福岡が契約を解除したが、今年3月に琉球で再スタートを切ることが決まり、明治安田生命J3リーグで32試合3得点を記録した。 柳は両クラブを通じてコメントしている。 ◆FC琉球 「FC琉球に関わる全ての方々に本当に感謝したいと思います。FC琉球に助けてもらわなければ自分のサッカー人生は終わっていました。この数カ月間、日々感謝の気持ちを忘れず一生懸命取り組んできたつもりです」 「ファン、サポーターの方々にも、ものすごく支えてもらいました。自分を温かく迎え入れてくださり常に熱く力強い応援し続けてもらい一緒にシーズンを戦い抜いてもらいました」 「結果という形で恩返しする事ができず悔しいシーズンとなってしまいましたがFC琉球で過ごした時間は自分にとってサッカー人生にとって本当に多くのことを学ばせてもらいました。この経験を活かし頑張っていきたいと思います」 ◆ファジアーノ岡山 「ファジアーノ岡山に加入することになりました、柳貴博です。このたびは、ファジアーノ岡山でプレーさせていただける機会をいただき、ありがとうございます」 「FC琉球に関わる全ての方々に本当に感謝したいと思います。FC琉球に助けてもらわなければ自分のサッカー人生は終わっていました。この数カ月間、日々感謝の気持ちを忘れず一生懸命取り組んできたつもりです」 「これからお世話になるファジアーノ岡山に関わる関係者の方々、ファン・サポーターの方々にも、人として社会人としての信用、信頼をして頂けるように全身全霊で邁進してまいります」 「サッカーをさせていただける幸せをしっかり噛み締めてこれからもひたむきに泥臭く、ファジアーノ岡山ファミリーの皆さまの前で結果をしっかり出していきたいと思います。とにかく一所懸命に頑張りますので、応援をよろしくお願いします!」 岡山の代表取締役社長を務める北川真也氏もクラブを通じてコメントしている。 「しっかり向き合っているか直接確認する必要があると思い、柳選手と会うことにしました。会って話をし、人として、社会人として向き合い生きる覚悟を強く感じました。そして同時に、サッカー選手としての野心も消えることなく持っていました。クラブの力になってくれる選手であると確信しています」 「柳選手自身の社会からの信頼回復にはまだまだ時間がかかります。しかし、成長できる機会はサッカー界からも提供すべきであり、彼とともにクラブも一緒に成長していきたいと考えております」
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