NIGO®とVERDYによるコンセプトショップがオープン!
NIGO®とVERDYによる次世代のクリエイターを発信する新たな拠点、ショップ〈オツモプラザ〉が誕生。現地を訪れた2人に、気になるその全貌を独占取材。 【フォトギャラリーを見る】 活躍の場を世界に広げるデザイナー、NIGO®がグラフィックアーティストのVERDYと新たな試みのショップ〈オツモプラザ〉をオープンさせた。 鮨屋の隠語で数字の25を意味する〈オツモ〉は、NIGO®によるライフスタイルブランド〈ヒューマンメイド〉の運営会社。「ストリートから、地球生活を面白く」を理念に掲げ、世界のストリートに息づく発想、妥協を許さない日本のものづくり精神、そして東京らしい遊び心を融合することで、独自の価値を生み出す活動を行う。
NIGO®といえば1990年代から東京のストリートカルチャーを牽引してきた人物。そんな彼が、グラフィックデザイナーに留まらない活躍を見せるVERDYをはじめ、「日本のクリエイターが海外の第一線で仕事をする今だからこそ、これを点ではなく線にしたい」との思いから〈オツモプラザ〉を立ち上げた。「東京にはまだまだ次世代の素晴らしいクリエイターがいます。彼らを知ってもらうことで、東京のクリエイティブシーンがますます盛り上がってほしい」と、NIGO®は言う。 昨年からオツモがオフィスとして使用していた建物を、アーティストの使うシェアアトリエ〈オツモ荘〉にしたことも〈オツモプラザ〉を立ち上げたきっかけだという。VERDYもそこで制作を行っており、「その場で生まれるものを展開したいというNIGO®さんの話がそもそもの始まりです」と言うが、NIGO®は「あくまで次世代のアーティストの活躍を体現できる東京のスポットにしたいので、僕は裏方に徹するつもり」と続ける。
一方、VERDYにとっては初の常設店だ。 「とてもワクワクしています。NIGO®さんや僕をはじめ、オツモに関係の深いクリエイターやアーティストのアイデアを具現化していく場になるでしょう。さらにオリジナリティある表現や人のつながりを活用した新しいカルチャーを発信する場にしたい。東京や近郊はもちろん、地方、海外と、さまざまな場所から来る人に、東京には〈オツモプラザ〉があるんだと思ってもらえるような唯一無二の店にしていきたいです」