岡山電気軌道「クリスマス電車」運行始まる 園児にサンタからプレゼント
岡山電気軌道(岡山市中区徳吉町)は3日、車両をリースやベルで飾り付けた「クリスマス電車」の運行を始めた。24日まで東山線を1日3往復し、クリスマスムードを盛り上げる。 黒い車両をラッピングした「KURO×夢二」を使用。車体の前後に直径60センチのリースを取り付け、車内は金銀のモールやベルで装飾した。窓にはトナカイや雪の結晶をあしらったシールを貼り付けた。 3日朝には営業運転に先立ち、豊こども園(同市東区西大寺川口)の園児15人を招いて貸し切りで運行。子どもたちは社員扮(ふん)するサンタクロースから菓子のプレゼントを受け取り、お礼に「あわてんぼうのサンタクロース」を元気いっぱい歌った。 女児(6)は「飾り付けがきれいだった。クリスマスが待ち遠しい」と笑顔を見せた。 クリスマス電車は毎年運行しており、今年で31回目。