川崎市市制100周年で野外フェス初開催 地元出身・SHISHAMO&sumika出演決定「バンドとして一番の見せ場になる」
神奈川・川崎市が20日、同市市役所で川崎市市制100周年記念事業として行う『かわさき飛躍祭』の記者発表会を行い、同イベントに出演するロックバンド・sumika、SHISHAMOらが出席した。 【写真】市長から賞状を手渡され笑顔の荒井智之&小川貴之&片岡健太 川崎市は2024年7月1日に市制100周年を迎えることを受け、1年間にわたって多彩な記念事業を展開。その取り組みの一つとして、6月29日に同市の等々力緑地を活用した祝賀イベント『かわさき飛躍祭』を開催する。この日の記者発表会では、同イベントのロゴやイベント内音楽フェスの出演者などを発表した。 陸上競技場、野球場など多数の運動施設が点在する等々力緑地。『かわさき飛躍祭』では、それら施設をフル活用し、各種スポーツ体験イベント『アッと(@/at)等々力フェス』、『川崎フロンターレ市制100周年記念試合』、音楽イベント『かわさき100フェス』を行う。 等々力球場をステージとする『かわさき100フェス』(正午~午後4時)には、川崎出身で、同市市制100周年の“かわさきスペシャルサポーター”を務めるSHISHAMO、sumikaのほか、地域の音楽団体が出演する。 sumikaの片岡健太(Vo&Gt)は、「生まれ育った川崎で、そして両親とよく遊びに行っていた等々力緑地でフェスが行われるということで、本当にびっくりしました。成人式でも等々力アリーナに行ったんですが、当時は周りに『バンドマン一本で生きていけるほど甘くない』と言われて、心がへし折られた思い出もあります(笑)。そんなゆかりのある場所に、sumikaというバンドで出演させていただけることを楽しみにしております」と力強く語った。 SHISHAMOの宮崎朝子(Vo&Gt)は、「生まれ育った街の100周年をお祝いできることがうれしい」と言い、「等々力球場は、『最高速度』という曲のミュージックビデオを撮影した場所でもあるので、勝手にホームだと思っています」とにっこり。スペシャルサポーターの活動を通して「ライブハウス(SUPERNOVA KAWASAKI)のこけら落としをさせてもらったり、バンドスコアを作ったりさせてもらったりもしました」と感謝しながら、「今回のフェスはバンドとして一番の見せ場になると思うので、気合いが入っています」と目を輝かせた。 『アッと(@/at)等々力フェス』(午前10時~午後5時)では、緑地内の催し広場や補助陸上競技場などにさまざまなスポーツ、パラスポーツの体験コーナーや、キッチンカーなどが展開される。『川崎フロンターレ市制100周年記念試合』(午後7時キックオフ)では、フロンターレのホームスタジアム・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuを舞台にサンフレッチェ広島と激突する。