長崎県内に食中毒注意報 県が本年度初…7月上中旬の発令基準を上回る
長崎県は3日、本年度初の食中毒注意報を県内全域に発令した。期間は同日午前11時から48時間。県生活衛生課は「高温多湿の夏季は食中毒菌が非常に増えやすい」と注意を呼びかけている。 同注意報は最高気温、平均湿度、不快指数を基準に発令。前日の2日は最高気温31・5度、平均湿度88%、不快指数83・5、3日の予想最高気温31度と、いずれも7月上中旬の発令基準を上回った。気象条件に加え、連休を控えていることや夏休みの行楽が本格化するのを前に、注意喚起のため発令した。 同課は、生鮮食品は新鮮なものを購入▽温度管理の必要な食品はすぐに冷蔵、冷凍庫で保管▽生の肉、魚を切った包丁やまな板を生食する果物や野菜にそのまま使わない-などの対策を呼びかけている。 今年の県内での食中毒発生件数(3日現在)は7件で、患者数は67人。