15歳張本美和、ベンチ伊藤美誠からの助言に感謝「すごく心強い」パリ五輪代表トリオでブラジル撃破 4戦全勝で首位突破
「卓球・世界選手権団体戦」(19日、釜山) 女子1次リーグ最終戦が行われ、日本はブラジルとの全勝対決を3-0で制し、無傷の4連勝で1位突破での決勝トーナメント進出を決めた。 【写真】早田ひなと対決 お団子ヘアの美しきタカハシ選手 一生懸命な姿がより一層カワイイ 日本はパリ五輪代表内定の3人で快勝した。第1試合はエースの早田ひな(日本生命)が世界ランク87位のジュリア・タカハシを3-0で下し、第2試合は15歳の張本美和(木下グループ)が相手エースの同22位、ブルーナ・タカハシに圧巻のストレート勝利。さらに、第3試合は平野美宇(木下グループ)が東京パラリンピック出場の隻腕サウスポー、アレサンドレを3-0で下し勝負を決めた。 東京五輪メダリストの伊藤美誠(スターツ)は出場しなかったものの、ベンチから応援し、タイムアウト時は積極的にアドバイスを送った。五輪代表を争った張本の試合時も惜しみなく助言を送ったが、相手エースを撃破した15歳は「試合前は早田選手から『思い切って頑張って』と言っていただいて、試合中は伊藤選手が戦術面だったりをアドバイスしてくださったので、すごく心強かったです」と感謝を込めた。 日本女子は今大会、五輪代表3人に、世界ランク14位の伊藤、同24位の木原美悠(木下グループ)という最強メンバーで臨み、1次リーグ4試合で1マッチも落とすことなく4戦全勝で首位突破。21日の決勝トーナメント1回戦を突破し、8強入りすればパリ五輪出場権獲得となる。