「ドモホルンリンクル」が主力商品“クリーム20”を21度目のリニューアル 全てを集約した”最高峰”の商品
再春館製薬所は、スキンケアブランド「ドモホルンリンクル(DOMOHORN WRINKLE)」の主力商品“クリーム20”【医薬部外品】(30g、1万4300円)を4年ぶりに21度目のリニューアルをする。価格と容量はそのままに処方とパッケージを刷新。12月3日から会員限定で先行発売し、2025年1月8日から一般販売を開始する。 【画像】「ドモホルンリンクル」が主力商品“クリーム20”を21度目のリニューアル 全てを集約した”最高峰”の商品
“クリーム20”は、1974年に日本初(TPCマーケテイングリサーチ調べ)のコラーゲン配合クリームとして誕生。以降、肌のハリを保つ“薄墨桜葉エキス”など独自原料を配合してアップデートしてきた。今回07年から採用するハモコラーゲンの進化版 “発酵マルチプルコラーゲン”を配合し、肌の潤いや弾力への働きかけをパワーアップ。「ひと手間加えることで、原料の潜在力をさらに引き出す」(ブランド担当者)ことから蒸す工程を加えた“ナツメ”で肌ケアの働きを後押しする。新たに“キバナオウギ”を加えた“不知火菊(しらぬいぎく)”で肌を健やかに保つことを可能とした。潤いと弾力をもたらす “発酵リペアブースター”とコラーゲン不足や乾燥による悩みが出やすいポイントにアプローチする“ハリセンサー”の新技術も採用している。
大豆由来のレシチンと乳酸菌発酵米の天然素材で角層に存在するラメラ構造を再現することで、軽やかで馴染みの良いテクスチャーを実現。同商品がブランドを象徴する商品であることを表現するため、パッケージにはブランドカラーのスプリングブルーを採用した。
“漢方の製造会社”の発想が商品開発に
「ドモホルンリンクル」は、1974年に漢方の製薬会社である再春館製薬から生まれたスキンケアブランド。「自然界の生命エネルギーを、自然の一部である人間の力に」という漢方の考え方に製薬会社のサイエンス技術を掛け合わせて商品開発をしている。
同社の商品開発担当は、今回の商品に使用した“発酵マルチプルコラーゲン”を「サステナビリティと高機能性を両立する、われわれにとって理想の原料」と表現する。海洋微生物“ラビリンチュラ”に分解、発酵させる手法を採用することで、従来の製法時に発生する残りかすも含めて全すべて分解できることに加え、枯渇しない微生物の力で半永久的に製造可能となる。
今後も独自技術を反映した商品開発を続け、来年は“クリーム20”以外のスキンケアのリニューアルも視野に入れている。