【独自分析】自民党総裁選、推薦人のメドがたった5人の「強み」は? 経験、刷新感、支持…5要素で比較
■5人の「強み」「弱み」を独自分析
藤井キャスター 「推薦人20人の確保のメドが立っている5人には、それぞれどのような強みがあるのでしょうか?」 小栗委員長 「日本テレビ政治部が『経験』『刷新感』『議員の支持』『世論の支持』『外交力』の5つの要素で、独自に分析・比較しました」 「小泉さんは、刷新感や世論の支持が高いことが強みですが、閣僚経験は環境大臣だけなので、経験不足が指摘されています。小林さんは刷新感は高く評価されていますが、小泉さんと同じく閣僚経験は経済安保大臣の一度だけです」 「河野さんはバランスが取れているのが強みです。自身の派閥のボスである麻生太郎さんのお墨付きも得て、議員の支持も一定程度見込める一方、逆に派閥の支援を受けていることがマイナスに働く可能性もあります」 「石破さんは閣僚や幹事長を何度も務めた経験や、世論の支持が高いことが強みです。ただ自民党の議員からは『石破さんだけは支持できない』という声も結構多く、党内の支持が課題です」 「林さんは現職の官房長官を務める経験や、外務大臣も務めた外交力が強みですが、世論調査での支持が高いとは言えません」
■水野さんが注目するポイントは?
藤井キャスター 「このような争いがスタートしているところですが、どう見ますか?」 水野美紀さん(俳優・『news zero』火曜パートナー) 「今は派閥にネガティブなイメージしかなく、本気でそこを変えていこうという人がいるのか注目したいです。一市民としては、物価高や円安、消費税など生活に直結するところが新しいトップでいい方向に行ってほしいなと祈るばかりです」 藤井キャスター 「自民党の総裁選の投開票は9月27日に決まりました。1か月以上をかけて、事実上の日本のリーダーを決める戦いが繰り広げられます」 (8月20日『news zero』より)