夏の猛暑が原因?…イチゴ狩り園が苦戦 生育遅く例年通り開園できず 資材・燃料高騰のWパンチも 期待は「砂糖並み」に甘い新品種 静岡市
救世主は『新品種』
そんな大変中、お客さんに満足してもらおうと新たな試みも始めました。 長女・大石千鶴さん:「2年前ぐらい前から『よつぼし』という新品種を栽培しています。なので、うちでは章姫、紅ほっぺ、よつぼしのイチゴ狩りがメーンです」
娘さんに案内してもらいました。 伊地アナ「ここはずいぶんなってますね、赤い実が多いですね。ハウスに入ってみて驚いたんですけど、イチゴの甘い香りがすごいですね」
試験的に通常料金+100円で、3品種のイチゴをたのしめるプランをスタートさせました。 大石千鶴さん:「私も食べてみてびっくりしたんですけど、とにかく甘いんですよ。お砂糖食べているみたいに。よつぼしを買ったお客さんは、よつぼしをリピートして買っていく。それくらい満足していただける」
試食した伊地アナ…。 伊地アナ「甘い。後から甘さが来ますね、砂糖ついてるのこのイチゴ、というような甘さがある」 苦しい中でも新しい品種を取り入れて、お客さんの満足度を上げようとしています。
大石千鶴さん:「おいしいイチゴを安く提供したいという気持ちはあるんですけど、なかなかそれが出来ない 心苦しいという思いで栽培している。せめて、おいしいイチゴをいっぱい食べて、楽しい時間を過ごしていただきたい。ここに来たお客さんみんなが笑顔になって帰っていただけるような、そういうイチゴ狩りにしていけたら」 こちらの農園は、1月13日に開園する予定です。