【ベトナム】911がビンFからEV調達、タクシー参入へ
ベトナムで建設機械の流通を手がける911グループは21日、電気自動車(EV)メーカーのビンファストと車両購入・バッテリーリース契約を交わした。契約額は450億ドン(約2億6,900万円)。電動タクシー市場への参入を目指し、EVを調達する。サイゴンタイムズが22日伝えた。 911グループは2025年末までにEV2,200台余りを調達することを目指している。ビンファストとの取引は年内に完了する予定だ。 同グループの9月末時点の総資産は4,670億ドンだった。契約額は総資産の約1割に相当し、手元の現預金540億ドンで賄える規模。 911グループは建機販売からの多角化を進めており、28日の臨時株主総会で新規事業開拓の承認を得ようとしている。