数倍の価格で取引!「赤石五葉松」の盆栽をヨーロッパヘ【愛媛】
四国中央市の特産「赤石五葉松」の盆栽がヨーロッパに出荷されています。 赤石五葉松は、四国中央市と新居浜市に広がる赤石山系が原産とされ、鮮やかな色合いが愛好家に好まれています。 四国中央市土居町では昔から盆栽づくりが盛んですが国内の需要は低迷していて近年は、盆栽人気の高い海外向けの販売に力が入っています。 地元の「赤石五葉松輸出振興組合」では香川県の団体と協力してヨーロッパのバイヤーに販売していて今年は、樹齢5年ほどのものから樹齢およそ100年の古木まで500点近くを用意し、3日に積み込みがありました。 現地では日本の5倍から10倍の価格で取引されるということです。 【赤石五葉松輸出振興組合 森高準一会長】「四国連携で盆栽の日本一の生産地としてヨーロッパやアメリカに向けて盆栽人口が拡大するような働きかけをしていきたい」 輸出された盆栽は来年2月にスペインに到着し、フランスなど各地に運ばれるということです。