太田海也選手

2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station～route de paris～」。 12月10日（日）の放送では、自転車競技に注目。太田海也選手のこれまでの競技経歴を振り返り、パリオリンピックへの思いを伺いました。

◆ボートのキャリアを自転車に活かす

現在24歳の太田選手は、数ある自転車競技のなかで、すり鉢のような形をした傾斜のあるコースで速さを競う「トラックレース」でパリ五輪を目指します。 普段は公営競技の競輪で活躍する太田選手ですが、学生時代に打ち込んでいた競技はボート。自転車競技を始めたのは、なんと1年半ほど前でした。ボートで鍛えた筋力と精神力を活かして、自転車の世界でもすでに国際大会で数々のメダルを獲得しています。 ボート競技で培ったものについて、太田選手は「（普通なら）諦めてしまうようなところでも絶対に諦めなかったり、やりたくないような（しんどい）練習でも意外と素直に受け入れられるのは、ボートをしていたときについた力かなと思います」とコメント。 オリンピックについては、「必ず出たいし、必ずメダルを目指して戦っていきたいなと思います」と意気込みを見せました。 太田選手は年末に開催される競輪の若手ナンバーワンを決めるビッグレース「ヤンググランプリ2023」に出場予定。日本の自転車競技界を背負って、世界の大舞台を目指す姿に注目が集まります。 番組では、太田選手のチアアップソングである、SUPER BEAVERの「らしさ」をオンエア。太田選手がレース前に集中力を上げるために聴く1曲とのことです。 （TOKYO FM「Cheer Up Station～route de paris～」12月10日（日）放送より）