【巨人】菅野智之が7回無失点で無傷の5勝目 7得点を挙げた打線に「十分すぎるくらいの援護」と感謝
◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―7巨人(2日・ベルーナドーム) 巨人・菅野智之投手が小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発。6点の援護をもらい、7回まで投げ4安打無失点の好投で無傷の5勝目を挙げた。巨人は交流戦2カード連続で勝ち越しを決めた。 【写真】インタビューを終えてスタンドの声援にこたえる まぶしい! 菅野は「昨日嫌な負け方をしてしまったので先制点をなるべく与えない配慮をしました。味方のいい守備にも助けられたのでそれがゼロ点という結果になったと思います。十分すぎるくらいの援護をもらえたので楽に投げることができました。(小林とのバッテリー?)今日はあまりさえていなかった。反省したいと思います」と勝利後のインタビューで語った。 菅野は3回、先頭の岸潤一郎外野手に初ヒットを許したが、後続を抑え無失点。4回は1死から外崎修汰内野手に中前打、2死となったが暴投で外崎が二進。蛭間拓哉外野手には右前打され、一、三塁とされたが、1日にサヨナラ安打を放った元山飛優内野手を左飛に打ち取り、得点を許さなかった。 5回は四球、6回は死球で1死から走者を出し、7回は2死から安打を許したが、いずれも後続を抑えた。8回からは2番手で今村信貴投手が登板し、2死一塁から中村剛也内野手に左翼線二塁打を打たれ1点を失った。 打線は巨人が5回に先取点。1死から秋広が左前打で出塁し、小林の送りバントで2死二塁とすると、立岡宗一郎外野手が左翼線安打を放ち、二塁から秋広がかえり1点を先制。立岡は送球の間に二進しなおも2死二塁のチャンスとなり、ここで、丸がこの試合2本目のヒットとなる中前タイムリーを放ち2点目。さらに、ヘルナンデス外野手も中前打で続き2死一、二塁とすると、吉川尚輝内野手が中前打を放ち、丸が生還し3点目を奪った。 7回に巨人は3点を追加。西武の3番手・佐藤隼投手を攻め、1死から立岡がマルチヒットとなる左前打で出塁。丸はこの試合3本目のヒットとなる右中間を破るエンタイトルツーべースで続き1死二、三塁とすると、佐藤隼の暴投で立岡がヘッドスライディングでホームを陥れ4点目。なおも1死三塁からヘルナンデスもマルチ安打となる右前タイムリーを放ち、5点目。さらに、代わった4番手・豆田泰志投手の暴投での1死二塁から、吉川は右翼線に2打席連続のタイムリーとなる二塁打を放ち6点目を挙げた。9回にもダメ押しとなる1点を挙げた。 前日1日は逆転サヨナラ負けを喫したが投打がかみ合い、雪辱を果たした。
報知新聞社