アイアンは「ゼクシオ12」と「ステルス」が今年も人気! 各量販店の2023年クラブ売り上げランキングまとめ【アイアン、ウェッジ、チッパー、パター編】
ウェッジ部門:タイトリスト「ボーケイデザイン SM9」が1位を独占!
「『M』は開いてもバウンスが主張しすぎない万能なソール形状で、『M』よりバウンス角があるのが『D』。 全体的に削りが少なくソール幅が狭い『S』はアプローチで真価を発揮。幅広ソールと大きなバウンス角が特徴なのが『K』。独特なソール形状で開いてもリーディングエッジが地面から浮かない『T』は上級者向き、と58度だけでも豊富なラインナップがあるのも魅力のひとつ」(勝又プロ)
昨年の春から発売されているタイトリスト「ボーケイSM9」が4つの量販店すべてでトップ。今年3月にリリースされた日本仕様の7代目「ボーケイ フォージド」も上位にランクイン。ウェッジブランドが名を連ねるなか、二木ゴルフでは「ゼクシオ12」のセットウェッジがトップ5圏内なのも興味深い。
チッパー部門:デビューしたばかりのオノフ「フロッグスランニング」がランクイン!
「ライ角、グリップもパターそのもの。トップブレードとバックフェースの白いラインが太くてアライメントが取りやすい。余計なことをせずにパターと同じようにストロークするだけで、ザックリを恐れることなく上級者のようなピッチエンドランが打てる。クランクネックやスランクネックのパターを使っている人は違和感なく構えられるはず」(勝又プロ)
トップはどこもピンゴルフ「ChipR」。普通のアイアンのようなシャープなルックスでチッパーに見えないと高い支持を得た。2005年に発売されたプロギア「R35」も根強い人気かと思えば、今年の6月にデビューしたばかりのオノフ「フロッグスランニング」もランクイン。アプローチに悩めるゴルファーは、いつの時代もクラブに助けを求めているのだ。
パター部門:「三角ネック」対決はオデッセイに軍配か!?
ここ数年、パター界を席巻したテーラーメイドの「三角ネック」の「トラスパター」シリーズに今年は異変が起きている。4月末に発売されたオデッセイの「三角ネック」、「トライビーム」が軒並み上位に入っているのだ。とはいえ「トラスパター」も根強い人気。
そしてオデッセイ、テーラーメイドの間に分け入ってきたのが高級パターの代名詞、スコッティキャメロン。春に発売されたばかりの「スーパーセレクト」シリーズが上位に顔を出している。 PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara、Akira Kato ※週刊ゴルフダイジェスト2023年12月26日号「2023年"ヒット商品"大発表!」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト
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