見たことはあってもやったことはない「雪吊り」 兼六園で冬の風物詩を悪戦苦闘しながら体験
今年で一般開放150周年を迎えた金沢市の兼六園では、26日から2日間、雪の重みから枝を守る雪吊り作業を体験するツアーが開かれています。 【写真を見る】見たことはあってもやったことはない「雪吊り」 兼六園で冬の風物詩を悪戦苦闘しながら体験 庭師「そのまま真下に通すだけ。そんな難しくない。離すとピンと張る」 冬の名園を彩る美しい雪吊り。 一般開放150周年を記念して初めて開かれた体験ツアーには、地元の住民や観光客らあわせて14人が参加しました。参加者らは兼六園専属の庭師による雪吊り作業を見学したあと、さっそく、グループに分かれて作業手順などのレクチャーを受けます。 芯柱(しんばしら)を木の中央に立てて、柱から放射状に縄を下ろす「りんご吊(つ)り」の技法で行われる兼六園の雪吊り。 ■「金沢は美的感覚を重視」 参加者が体験で感じた雪吊り 牛田和希キャスターも初体験です。 牛田和希キャスター「ポイントは枝を少し持ち上げて縄を結ぶこと」 積もった雪の重みで枝が折れないようにする工夫です。高さ2.5メートルほどのツバキの木に見事りんご吊りを施すことができました! 牛田和希キャスター「完成しました!ちょっと緩んでますね。雪吊りの作業は本当に難しいとやってみて実感しました」 参加した人「ちょうどやっとったから入れてもらった。ちゃんとできた」「金沢は美的感覚を重視しているなと感じた。来てよかった」「庭師さんはすごく集中してやられているんだろうなと苦労を思った」 雪吊り作業の体験ツアーは、27日も午前9時半から開かれる予定です。
北陸放送