ダルビッシュ有が通過点の日米通算200勝 野茂英雄、黒田博樹超えの記録ラッシュも目前…契約は28年まで
◆米大リーグ ブレーブス1―9パドレス(19日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク) 【動画】カッコよすぎる!ダルビッシュの力投!! 日米通算200勝に王手をかけていたパドレス・ダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地・ブレーブス戦に先発し、7回99球を投げて2安打無失点の好投で今季4勝目(1敗)を挙げ、日米通算200勝(日93、米107)に到達した。4登板連続無失点で、メジャー自己最長を更新する連続イニング無失点は「25」にまで伸びた。 1995年に野茂英雄がメジャー入りしてから本格的にスタートした日本人投手のメジャーでの歴史。NPB、メジャーの両リーグで白星をつかんだ「日米通算」で通算200勝に到達したのは、黒田博樹の203勝(日124、米79)、野茂英雄の201勝(日78、米123)に次いで3人目。野茂の201勝にはあと「1」、黒田の203勝にもあと「3」と迫り、今季中の野茂超え、黒田超えは濃厚となっている。 ダルビッシュは23年から42歳を迎える28年まで6年総額1億800万ドル(約140億円=契約発表時のレート)の契約を結び、今季を終えてもまだ契約は4年間残っており、日米通算200勝は、大台とはいえど通過点と言える数字だろう。 今後は野茂の持つ日本人最多メジャー通算123勝にも残り16勝と迫っており、目指す数字の1つとなりそうだ。
報知新聞社