幕末の宿場町「八丁目」を再認識 福島市松川町で学習会
現在の福島市松川町で江戸時代に栄えた八丁目宿について学ぶ学習会「幕末・宿場町に花開いた八丁目文化」は20日、市松川学習センターで開かれ、参加者が地元の歴史や文化を再認識した。 八丁目城跡周辺整備協議会の主催。約40人が参加した。松川町に住む郷土史家の星隆さん(信達歴史文化研究会)が講師を務めた。 星さんは江戸後期に当たる文化、文政、天保年間が「八丁目文化」の発達した時代だったと解説。この時期に活動した俳人加藤紫明をはじめ文化人などについて紹介し、地域の来歴を伝えた。 2月4日に松川町で、八丁目文化にまつわる句碑や歌碑などを巡るフィールドワークを催す予定。