Netflix「さよならのつづき」有村架純&坂口健太郎が第29回釜山国際映画祭オープニングセレモニーに登場!
有村架純と坂口健太郎がW主演を務めるNetflixシリーズ「さよならのつづき」(11月14日配信スタート)。このたび、第29回釜山国際映画祭「オンスクリーン部門」において、日本作品として初めて本作が正式招待されたことを受け、オープニングセレモニーのレッドカーペットに、有村、坂口、黒崎博監督が登場した。 【写真を見る】黒のロングドレス、スーツと華やかな衣装に身を包んだ有村と坂口 本作は、北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄される男女の美しくもせつない、“さよなら”から始まる愛の物語。有村が、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子、坂口が子どもの頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。完全オリジナルストーリーである本作の脚本を手掛けるのは、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『余命10年』(22)の岡田惠和。 10月2日より韓国の釜山で開催されているアジア最大規模の映画祭、第29回釜山国際映画祭オンスクリーン部門に、日本作品として初めて正式招待された本作。2日に実施されたオープニングセレモニーのレッドカーペットに豪華衣装に身を包んだ、本作のW主演を務める有村と坂口、そして監督の黒崎が登場した。ジョルジオ・アルマーニの黒のロングドレス姿の有村と、プラダのスーツの華やかな衣装に身を包んだ坂口が、黒崎監督とともに姿を現すと会場からは大きな拍手と歓声が。レッドカーペットを歩く2人を捉えるために多くのフラッシュがたかれ、世界においても現在注目されているNetflixの日本作品を代表して釜山に降り立った2人と、本作への期待の高さが伺える場面も見られた。 そのほかレッドカーペットには、「イカゲーム」シーズン2(12月26日配信スタート)より主演のイ・ジョンジェや、本映画祭のオープニング作品となる、パク・チャヌクがプロデューサー兼脚本家を務めるNetflix映画の時代劇『戦と乱』(10月11日配信スタート)より主演を務めるカン・ドンウォン、パク・ジョンミン、チャ・スンウォン、さらにヨン・サンホ監督の「地獄が呼んでいる」シーズン2(10月25日配信スタート)からキム・ソンチョルなど、日本でも人気の高いスターたちも登場。またNetflix作品以外からも、ソン・ジュンギ(『ボコタ:ラストチャンスの地』)やコン・ミョン、キム・ゴウン(『私が死ぬ一週間前』)、さらに「その時代、ぼくたちが好きだった少女」で初主演を務めるTWICEのダヒョンなどもレッドカーペットを沸かせた。 オープニングセレモニー終了直後に感想を聞かれた有村は、「映画やクリエイターたちへのリスペクトだったり愛をすごく感じました」、坂口は「受賞された方々もみなさん、自分が引っ提げてきた作品をちゃんと評価してもらえる場があって、とてもいい会だったなと思います」とコメント。黒崎監督からは「素晴らしい体験でした。僕たちの『さよならのつづき』という作品は複雑な人間の愛の物語を人間の内面に深く分け入って描いていると思うのですが、この作品もその歴史の中の一つになれるんだとしたら素晴らしいことだなと、沢山の映画人に囲まれてそんなことを考えていました」と喜びのコメントも届いた。アジア最大規模の会場となる5000人のキャパシティを埋め尽くした会場の熱気とともに大盛況のオープニングとなった。 配信に先駆け、初の上映を迎える本作。本日10月3日に行われる公式上映後には、有村、坂口、黒崎監督が上映後のQ&Aに参加予定となっている。今後の続報にも期待したい! ■<スタッフコメント> ●黒崎博(監督) 「素晴らしい体験でした。沢山の国の人たちが集まって沢山の映画やドラマが作られていて、それぞれの作品が人間のある一面を全力で描く。その一つ一つが積み重なっていけば人生の色々な面を描いていくことができる。そうやって映像の歴史は積み重なっているんだなと思いました。僕たちの『さよならのつづき』という作品は複雑な人間の愛の物語を人間の内面に深く分け入って描いていると思うのですが、この作品もその歴史の中の一つになれるんだとしたら素晴らしいことだなと、沢山の映画人に囲まれてそんなことを考えていました」 文/サンクレイオ翼