キオクシア、来年6月までに上場 短縮方式で、半導体メモリー大手
半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD、東京)が2025年6月までの東京証券取引所への上場を目指す方針であることが8日、分かった。東証による上場承認前に金融庁に有価証券届け出書を提出する方式を採用し、承認から上場までの期間短縮を図る。市況の動向次第では引き続き年内の上場も模索する。 8日午後にも金融庁に有価証券届け出書を提出する。これまでキオクシアHDは今年8月に上場を申請。早ければ10月中の上場を目指したが、軟調な市況を理由に時価総額が目標の1兆5千億円に届かないと判断し、いったん見送っていた。