【JR西日本】過去最大の賃上げ…全社員平均19820円増 初任給は30万円超える博士号取得者向けを新設
JR西日本は12日、2024年の賃上げについて労働組合に回答した内容を明らかにしました。基準昇給・ベースアップ・諸手当をあわせた平均賃上げ額、賃上げ率とも、1987年のJR西日本発足以降、過去最大だということです。 JR西日本によりますと、賃上げは全社員平均で19820円、平均賃上げ率は6.3%となります。このうちベースアップは、特に若手社員に手厚くして平均で8630円となります。 また、初任給については、2024年4月から京阪神地区で一律10060円引き上げるといい、総合職の大学卒なら4.4%増、プロフェッショナル職の高卒なら5.3%増となる計算です。 また、博士号取得した総合職に対し、新たに初任給30万3007円を設定したということです。JR西は「高度な専門知識を保有している優秀な人材の確保のため」新設したとしています。