小松菜奈「役柄が特殊で難しかった」 松田龍平と映画「わたくしどもは。」舞台あいさつ
俳優の小松菜奈と松田龍平が25日、東京都内で開催された映画「わたくしどもは。」(富名哲也監督)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。 昨年の東京国際映画祭でコンペティション部門に出品された今作の舞台は新潟・佐渡島。現世と来世のはざまで再び出会った、名前のない男女の物語が描かれる。 「役柄が特殊で(演じるのは)難しかった」と話す小松は、「映画の題名にある『わたくしは』というせりふが多いので、所作や目の動きで“わたくしは感”を表現すること」を意識したそう。「普段は使わないので、言葉が浮いてしまっている気がして…。不安になって、龍平さんに『大丈夫でしたか?』と何度か聞いた」と振り返ると、松田は「僕も同じ気持ちだった」と打ち明けた。 二人は今回が初共演で、松田は小松について「(撮影地の)佐渡島にふらっと一人で来て。フットワークが軽くて、すがすがしい人だなという感じでしたね」。小松は「(撮影中)常にドンと構えているので、安心感がありました」と松田に信頼を寄せていた。5月31日公開。