色付いたミカンを手にする小林副組合長＝１７日、横須賀市津久井

　横須賀市南部の山麓に広がる津久井浜観光農園（同市津久井）のミカン狩りが２０日、スタートする。園内ではたわわに実った果実が来園者を迎える。１１月３０日まで。 　津久井浜のミカンは酸味と甘みのバランスが良く、人気がある。１６軒が加盟する「みかん狩り組合」の小林詠輔副組合長（４１）によると、今年は酷暑と少雨の影響で果実は小ぶりだが、その分、味が凝縮されている。 　シーズン前半は酸味が強く、１週間ほど保存してから食べたほうが甘くなるという。シーズン後半になるほど甘みが増す。同農園では昨年並みの約３万人の入園者を目指している。 　午前９時～午後３時。入園料は小学生以上７５０円、幼児５００円。京急線津久井浜駅から徒歩２０分。送迎バスあり。期間中の申し込み・問い合わせは、同農園現地案内所電話０４６（８４９）５００１。 　三浦市内でも１１月３０日まで、点在する１０カ所の農園でミカン狩りができる。午前９時～午後３時。入園料（土産付き）は中学生以上千円、小学生９００円、幼児８００円。申し込み・問い合わせは、みかん狩り組合事務局電話０４６（８８８）３１５１。