【プレビュー】アジアカップからのリスタートを期す日本代表。北朝鮮代表を相手に勝利を目指して邁進する|W杯アジア2次予選
【サッカー日本代表 プレビュー】日本代表は21日、『FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選』で朝鮮民主主義人民共和国代表(北朝鮮代表)と対戦する。
FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選は中盤戦へ。日本代表は北朝鮮代表とホーム&アウェイの2連戦を行う。3月21日は東京の国立競技場、5日後の26日は平壌で顔を合わせることになる。 ここまで日本は2連勝で首位に立つ中、北朝鮮は2試合を終えて1勝1敗。シリアと同勝ち点ながら得失点差で2位につけ、日本を追っている状況だ。 日本としては、アジアカップからのリスタートとなる。アジアカップでは大きな期待を背負いながらベスト8で敗退。グループリーグを含め、いいところなく大会を去ることになってしまったことを考えれば、もう一度、仕切り直して勝利を積み重ねていきたい。今回は怪我人が多い状況もあって小川航基や相馬勇紀らアジアカップに選ばなかった選手も招集。新たな戦力を加えた中で、どんなサッカーを繰り出していくかは一つのポイントになる。 一方、北朝鮮は最後まで諦めない粘り強さが持ち味。球際で果敢に戦うスタイルは、日本も警戒しなければいけない点となる。北朝鮮はシリアとのホームゲームを0-1で落としたものの、続くミャンマーとのアウェイゲームはジョン・イルグァンのハットトリックなどで6-1と大勝しており波に乗っていることは確か。また、ワールドカップ予選では日本と何度も激闘を演じており、近年では2006年ドイツ大会のアジア地区最終予選などでも対戦。埼玉スタジアム2002で行われた2試合は、ともに後半アディショナルタイムに決勝点が生まれる形で日本が勝利したが、ギリギリまで苦戦を強いられており、今節も簡単な試合にはならないだろう。 そんな相手に三笘薫や伊東純也といった両翼がいない中でどんな試合を披露するか。ここで勝利して下との差を広げるためにも、攻撃面で違いを示すことでゴールに近づいていきたいところだ。 数日後のアウェイ戦に繋げるためにも注目の一戦は、21日19時20分にキックオフだ。