年末のインフルエンザ 感染拡大続く(福島)
福島放送
年末にかけてのインフルエンザの感染者数が公表され、警報の基準を大きく超えるなど感染拡大が続いています。 県が、県内の82の医療機関で実施している調査によりますと、2024年12月29日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、3637人と前の週から1029人増えました。 1つの医療機関あたりの患者数は44.35人と、定点当たりの警報の基準を大きく超え、コロナ禍前の2019年以来となる40人を超えるなど、感染の拡大が続いています。 県は、年末年始で人の移動や接触が増えたことや新学期を迎えることから、さらなる感染拡大が懸念されるとして、咳などの症状がある場合はマスクを着用し、体調の変化に注意するよう呼び掛けています。